モーションタイポグラフィというのはアレでつ、ボカロ動画でよくやってる歌詞がビュンバン動いてるのー。(´・ω・`)
今回はソレのちょう初心者入門編。
まず一番手っ取り早いのは、歌詞をふつーに拡大縮小回転してエフェクトでブラー かけるのですね。
After Effectsではテキストも普通のオブジェクトと同じに扱えるので、オブジェクトにモーション付ける感覚でやっちまうと手っ取り早いです。
ただそれだと何かとめんどくさい・・。
そこで便利なのがプリセット。
テキストレイヤーを選択した状態で、メニューから「アニメーション」→「アニメーションプリセットを参照」。
BrことBridgeが起動します。
このBridgeはadobe製品の橋渡し役のソフトで、AEのプリセットなんかも最初から幾つか登録されてたりします。
素材集的な感覚。
コンテンツの中から「Text」をダブルクリックするとテキストアニメーション用のサンプルが色々入ってます。
例えば、「Animation In」の中にある「ストレートイン」 。
これを選んでダブルクリックすると、テキストが右からびゅんびゅん飛んでくるアニメーションがAEのテキストレイヤーに適用されます。
あとはAEに戻ってテキストレイヤーのキーフレーム(「テキスト」→「アニメータ」に打たれているキーフレームなど)を好みの長さに調整するだけ。
自分は「文字の雨」が好きで、ちょくちょく使ってますね。
例えば静止画だとちょっとわかり辛いけど、こんな感じ↓。
動画で見るとこんな感じ↓。
AメロBメロの歌詞がプリセット「文字の雨」で、文字の雨が始まると同時にブラー(ガウス)をかけて、歌詞が溶け落ちるような雰囲気のアニメーションにしています。
こんな感じで、Bridgeに入ってるプリセットを適用して調整するだけでお手軽に歌詞が動きます。
だいたい歌詞の表示時間ってその曲の中では同じなので、1つ作ったらそのテキストレイヤーをコピペして使い回せば楽もできますね。
ちょう簡単!ヾ(゚∀゚)ノ
また、Bridgeのプリセット以外では、テキストレイヤーを選択した状態でメニューから「アニメーション」→「テキストのアニメータプロパティを追加」から効果を選んでも良いですね。
前述したプリセットは、実はここで選べるプロパティの組み合わせで作られているのです。(`・ω・´)
なのでプリセットに気に入ったのがなければ、ここのプロパティを組み合わせて自分好みのモーションを作ってみると面白いでしょうね。
例えば「字送り」を選ぶと、文字のツメをキーフレームで変化させることができます。
「トラッキングの量」を0→300に変化させれば、文章の1文字1文字の間隔が横に開いていくアニメーションになる、という感じ。
上で貼った「理想郷」PVのサビではそれとブラーを組み合わせて使っています。
とまぁ、AEでは文字のアニメーションも結構簡単。ヾ(゚∀゚)ノ
そうそう、Brのプリセットはテキストアニメーションに限らず色々入っているので、確認しておくと何かと便利です。
例えば「Backgrounds」にはサイバーな雰囲気のアニメーションしている背景とか、そんなんが入ってますw